初心者でも低価格で井戸にフィルターを設置し濁り改善

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生活

実家には昔から使っている井戸があります。
洗濯や風呂、トイレなどに使用しているのですが、ここ数年、透明なときもあれば薄く色がつくことがありました。
水道代を削るにはもってこいなのですが、水質がそれほど良くない時が増加。
そんな実家の井戸水を低下価格で、かつランニングコストを抑え水質を改善するために、配管の事を知らないド素人がフィルターハウジングを設置し改善しました。

 実家で使用しているポンプ

寺田ポンプ製作所 THP形(井戸用)250K
・排出量:30L/min
・口径25㎜(20A)

フィルター設置方法をネットで検索

ネットで「井戸 フィルター 設置」と検索すると、よく目にするのが、日立のフィルターセットがでてきます。
本体価格のお値段が6万円程度と、我が家の予算には会いません。
さらに検索をすすめるとハウジングと呼ばれる容器に適合するフィルターをいれると、5000円程度で導入できる事がわかりました。


ただ、どのようにポンプと配管を接続するのか知識がありません。
水道関係の仕事をされている方には常識なのかもしれませんが、調べました。
実家のポンプは口径が25Aと表記。
しかしフィルターハウジングのネット通販では、口径3/4、1/2と記載されています。
単位が違う!
はたして、これは同じなのかどうなのか全然検討がつきません。


さらにネットで検索すると口径を対応表にしたサイトがありました。
○○Aは「A呼称」、分数表記は「B呼称」と呼ぶそうです。
「25A」(A表記)はB表記の「1」に対応するそうで、今回使用したハウジングの口径は3/4なので20Aが対応するとのこと。

配管の表記のあれこれ

A呼称とは:メートル系の呼び方

・単位:メートル系
・読み方:「A呼称→えーこしょう」
・読み方例:「10A(じゅうえー)」「20A(にじゅうえー)」

B呼称とは:インチ系の呼び方

・単位:メートル系
・読み:「B呼称→びーこしょう」
・単位:インチ系
・読み方例:「3/8(はちぶんのさんインチ)」「1(いちインチ)」

俗称(通称)とは

現場で利用されている配管サイズの呼び方。B呼称の分母を8に固定した呼び名です。
例えば、B呼称で「1/8」なら1/8×8=1なので「一分(いちぶ)」、「1/4」なら1/4×8=2なので「二分(にぶ)」

A呼称、B呼称の対応表

フィルータ部材購入

写真の部材をモノタロウで購入。

一番安かったからです。
フィルターは0.5μmです。
真ん中はハウジングと配管を接続する接続管になります。
ハウジングはの口径は3/4です。
メーカーによってハウジングは値段に幅があります。
あと、塩ビ配管を接着させる接着剤が必要になります。

参考程度に楽天、Amzon、Yahoo!ショッピングでも購入できます。

フィルターハウジングをポンプへ設置

接続管に水漏れ防止のシールテープをねじ部に巻き付けます。
その後、塩ビの配管をつなげます。
写真の接続管では配管の設置がうまくできず…。
急きょホームセンターに走り、金属製の接続管を買いなおしました。

結局写真のような配管になりました。
塩ビ配管はポンプを新しくした時のを流用です。
また井戸と接続する配管が25Aでした。
そのため、25A(B表記:1)から20A(B表記:3/4)に変換する塩ビ管を用いて接続しました。
ホームセンターの配管コーナーに売っています。

フィルターの設置の効果は?

設置してから1週間後に実家に戻る機会があったので、汚れ具合を確認しました。
写真では見ずらいですが、フィルターが茶色くなっている!
効果のほどを両親に聞くと、風呂の水が綺麗になったとの事でした。
井戸の中に入った泥を相当吸い上げていたみたいです。
この調子なら1カ月に1度はフィルターの交換が必要かもしれません。

配管等を含めた費用を含めても7000円程度でした。

まとめ

・低価格で水質改善が行えました。
・フィルターが500円程度販売されているので1か月に一度交換したと仮定しても年間ランニングコストは6000円程度です。
・配管の知識が必要でした。

 

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