瓶で売っている日本酒は、ごみを出すときに面倒だったりします。
でも、紙パックなら燃えれるごみで容器を捨てる事ができるのでいいですよね。
そんな紙パックでおいしく、普段の食事にも合う日本酒は「菊正宗 樽酒 生酛辛口」です。
フルーティな香りはしませんが、しっかりとした味はハンバーグやナポリタン、照り焼きなどの普段の食事によくあいます。
菊正宗 樽酒 生酛辛口
酒蔵:菊正宗
種類:日本酒
度数:15度~16度
精米歩合:50%
酵母:未記載
酒米:国産
日本酒度が+2.5です。
日本酒度はプラスの数字が多いほど、糖分が少なくなります。
プラスの値が大きいほど、すっきりした味になります。
炭酸飲料で例えるとサイダーは日本酒度がマイナスになり、
何も入っていない炭酸は日本酒度がプラスになります。
淡麗と記載されていますが、味は濃く感じます。
冷で飲むとほのかに杉の香りがします。
生酛作りとは江戸時代の製法になります。
現在は乳酸菌を加え発酵させる手法が主流ですが、生酛作りは環境中に存在する乳酸菌を利用します。
樽酒は江戸時代は関西の灘で作ったお酒が、杉の桶に入れられ江戸に船で運ばれました。
その運搬中に杉の香りがお酒に移ったそうです。
これが樽酒の由来です。
杉の桶は釘や接着剤を使用せず、板と縄のみで酒が漏れないようにつくられています。
「菊正宗 樽酒 生酛辛口」と食事
どんな料理と合わせても、美味しいお酒です。
濃い味の照り焼き、甘辛い料理、カレー、唐揚げなどにも負けないお酒です。
この樽酒は、吉野杉の樽で熟成されることにより、独特の爽やかな香りを持っています。
味が濃いと樽酒の香りはたのしめませんが…。
この香りは、食事の味を引き立てると同時に、新しい味わいの発見にもつながります。特に、以下のような食事との組み合わせがおすすめです。
和食
- 寿司や刺身: 新鮮な魚介の繊細な味わいと、樽酒の杉の香りが相まって、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。
- 天ぷら: サクサクとした食感と共に、樽酒の清涼感が油っこさを中和し、後味をすっきりとさせます。
- 焼き魚: 魚の旨味と樽酒の香りが互いに高め合い、より豊かな食体験を提供します。
洋食
- チーズ: 特にクリーミーなチーズとの相性は抜群で、樽酒の辛口がチーズの濃厚さを引き立てます。
- グリル料理: 肉のジューシーさと樽酒のドライな味わいが組み合わさり、食欲をそそります。
お酒の味を楽しみながら食事をしたい方におすすめです。