先日、奈良観光に繰り出した際に見つけたちょっと変わった品を紹介。
その名も「大和可楽(やまとコーラ)」
普通のコーラ? でもなんだか原液ぽいなぁ、というファーストインプレッション。
古事記の時代から伝わる素材でつくられているこの飲み物は、日本の歴史と文化を背景に持ち、その名前自体が興味を引いた。
大和コーラの飲み方は、シンプル。冷たいグラスに炭酸を注ぐだけ。飲んだその瞬間、あなたは日本の風景や古代の物語を感じる。
そして、気になる大和コーラの味は?それは、あなたも一度、飲んで試してみてみることをお勧めする。
古事記の時代から伝わる素材でつくられている
奈良は「記紀万葉」古事記、日本書紀の発祥の地とされている歴史深い土地だ。
そのなかからセレクトされた素材「大和橘」「大和当帰」「キハダの実」がコーラに使用されているという。
大和橘といえば、トキジクノカクノミ、不老不死の果実として探し求めてた先に手に入れた果実とされていて、大和橘プロジェクトとして県下でも復活の活動が行われている。爽やかな柑橘だ。
大和当帰は女性にもおすすめの生薬の一種。こちらも大和当帰として広く周知、使用されることを目的としたプロジェクトがあり、ハーブやスパイスなどにも展開されている。
キハダの実は県南部ではよく知られる「陀羅尼助」の主原料。個人的に腹痛のくすりと思っている。
こちらの商品は(一財)曽爾村観光振興公社が販売している
(曽爾村は曽爾高原としても知られる雄大な土地を所有した県北東部・大和高原エリアの村。鎧岳、屏風岩、温泉、そして青少年村などがある。ちなみに曽爾高原ビールやトマトペースト等もオリジナルで販売中)
原材料を見てみると…
大和橘(奈良県産)、大和当帰(奈良曽爾産)、キハダの実(奈良曽爾産)となっている
販売者が曽爾高原ファームガーデン 直売所出荷協議会になってるね…ファームガーデンの米粉パン食べたい…
大和コーラの割り方
この瓶自体は原液なので加水していただくらしい
大和コーラ原液1:炭酸またはお湯やミルク4
例えば、大和コーラ45ml(大さじ3)だと、炭酸やお湯、ミルクは180ml(大さじ12)。
アルコールメニューだと、ホワイトラム1:コーラ1でクラフトラムコーラなど、さまざまなカクテルで楽しめる
県内ではこのコーラを使用したかき氷も出しているところがあります
クリームソーダでもいけるかな?
炭酸水で割ってみました。氷無しで純粋に1:4です
想像する某コーラとは色味が違いますね
そして何か浮いている(※当帰やスパイス)
気になる大和コーラの味は?
大和コーラの味は………「薬」
おいしいです。大変飲みやすい。親しみやすく努力されているのが伝わる味でした。
ただ、某コーラと同じだと思って飲むと大変! 甘くない、何これ!?となるでしょう。
子ども向けでもありません。
大人のコーラです。体に良さそう〜〜〜と思いつつ、お土産としては健康志向や味覚の豊富な方に贈るもの…
ちょっと人を選びそう。だが、奈良のコーラだ!と思えば奈良好きにはぜひ体験してほしい味わいです。
元祖チーズの蘇もそうだよね…
今回は、奈良銘品館で購入したが、楽天でも購入可!
曽爾村応援!とまでは意気込まなくていいんですが、自然豊かなところで作られた素材が入ってます。
写真ではあれですが、ほんとハーブが浮いてるのよ…
一口飲めば、古代の風景や物語に思いを馳せ、心がほっとすることだろう。
大和コーラは、あなたの日常に彩りを添える一杯となる。ぜひ、その豊かな味わいを楽しんで!
曽爾村に行かなくても買えるので、一度お試しあれ